2015/03/31

大人たちへ、いじめが、あなたの子供がいい子であるかないかとは全く関係ないことを知って欲しい。




再び、エリオット先生の授業について。

これは、以前に出した、エリオット先生。約40年前、最初に彼女が自分の小学校のクラスで実験したもの。先生の示唆で、子供がどんどん変わってゆくところを見て欲しい。先生の態度がどれだけ、子供に影響を与えるかに注目して欲しい。それも、ほとんど、直ちに変わる。すごいです。 字幕付き。蝿の王をまた思い出してしまう。
ところで、私がエリオット先生をしつこく出してくるのは、アメリカの人種問題を告発したいためではありません。どんな些細なことでも、権威の示唆と、子供たちの、群れとしての衝動が、不幸な交わり方をすると、どのような理由でも、いじめの構造、リンチの構造が作られる、と言いたいがために、これらをアップしています。いじめの対象となる獲物を選ぶ理由は、こじつけです。根拠は全くなくていい。彼女は、その根拠のあほらしさを示すために、目の色、という、全く任意の違いを選び、その上に立って差別を作るのがいかにたやすいかを、克明に見せます。

いじめと戦うものたちに、声を大にして言いたい。いじめ、つまりリンチは、あなたの子供の挙動に原因があるのではない、と。違いを差別に導くことで、集団を形作ったほうが、心地よい土壌を、そこにつくったから、リンチが起こる。(これははっきり言います。リンチが起きたら、子供も、そして特にその子を愛する大人も、戦争に入ります。リンチはこちらが良い子にしていたら止むものではないから。子供が、”いい子”になれば治るっとは決して思わないでください。あなたの子供の存在自体を、あなたがまもらなければならないからです。)

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