このブログを書いている、わたしは誰でしょう。
私の名前はユキ・ジルバーバーグ。
どうしてこの人たちはこういう行動をとるのだろう。もっといえば、この人たちはどうやって自分のものの見方をつくりあげるのだろう。わたしを動かすのは、こんな疑問です。そして、自分にはわからない行動を選択する人々を、わかってみたい、質問してみたい、と思う源は、遥か昔の、あの教室、あのリンチの現場にあります。
あのとき、わたしは、いじめられながら、いじめ世界の仕組みも観察していたからです。いじめに苦しんでいる子供である私と同時に、いかに、教室というジャングルの中で、人が心無い群れになっていったか。いかに、先生、いじめっ子、それを眺めている子達、そしていじめられっ子が、あの残酷な劇の中に組み込まれていったか。それを、冷たく内部から観察する、小さな観察者がすでにいました。
今日、より一層凄惨になっている、いじめという状況の中にとりこまれ、苦しんでいる子供達がいます。わたしはきみたちに、語りかけ、耳を傾けます。きみたちの苦しみがまごうかたないものであることを、わたしは知っているからです。
そして、きみたちが一人ぼっちではないことを、きみたちに知ってほしいからです。
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