2015/04/09

知りたい、と思う心





この奇妙な、下手な人が作ったワンコのプラモデルのようなものは、
いったいなんだか、知っていますか。

これは、キュリオシティ。英語で、「好奇心」、という名前の、探索機。

この機械が、今、地球のお隣の惑星、火星で、たったひとりで、火星の表面を走り、あの赤い乾いた岩を掘り出し、砕き、そして、探索しているのですよ。私たち人間がまだゆくことができないので、その代わりにこの探索機が火星に送られたのです。彼は、休むことなく、いったい私たちのお隣の惑星には何が隠されているのかを探し求め、私たちに、その謎を解くための鍵となる情報を送ってきているのです。

私たちの祖先が、夜空を見上げ、お星様に不思議を感じてから、ずっと、人はわからないことを前に、考え、思いつき、間違っては、再び答えを求めてきました。

わからないことを前に、戸惑い、答えを探し求め、間違えては、再びどうしてなのだろう、と考えてゆくこと。


わからない、と気づくこと。そして、それを知りたいって思うこと。これは、もうなんでも知ってる、わかりきってるじゃない、と思うより、よっぽど面白い。

お星様のことを勉強している人に、ニール・ドグラース・タイソンという先生がいます。その人は、こう言いました。
今まで、当たり前で、わかりきっていてつまらない、と思っていたことの後ろに、本当はものすごく素晴らしい謎が隠されている、と。

好奇心。知りたい心。誰かが言ったから、というだけでそれを丸ごと信じないで、自分で考えたくなること。自分で確かめてみたくなること。頭の冒険旅行です。

いじめられて苦しんでいる皆さん。今は、人の心無い言葉や意地悪のために、檻の中に入って出られない、と思っている皆さん。君たちは、限りなく自由です。君たちの心を閉じ込められる檻などない。さあ、問いかけてみよう。なぜなの?わからない?本当はどうなのって?

そして、探索してみよう。キュリオシティ。好奇心。心の旅は、始まったばかり。


キュリオシティ君が、どうやって火星に送られたかは、もう、ものすごい冒険です。それを知りたい人は、下のヴェイデオを見てね。英語だけど、、日本語の字幕が出てくる。
もうそれはたくさんの人々が長いこと力を合わせて、これを送りました。




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